アジア・太平洋地域の「教育パスウェイズのためのグローバル・タスクフォース実践者コミュニティ会合」に参加

パスウェイズ・ジャパンが取り組む「教育パスウェイズ」(教育を通じた難民の受け入れ)は、難民・避難民の数が過去最多を記録している中、グローバル全体で推進されている取り組みです。昨年5月に東京で開催された「教育パスウェイズのためのグローバル・タスクフォース 実践者コミュニティの東京会合」 に続き、各国の経験を共有し、アジア・太平洋地域で教育パスウェイズを推進することを目的とした地域会合が2024年2月にフィリピン・マニラで開催されました。パスウェイズ・ジャパンは、グローバル・タスクフォースのメンバーとして、在フィリピンカナダ大使館、オーストラリアのRefugee Education Special Interest Group、フィリピン・ラサール会、国際基督教大学財団と共に運営を担いました。

2日間のセッションには、オーストラリア、バングラデシュ、韓国、フィリピンから、実務者およびUNHCR、NGO関係者など40名が集いました。会合では、各国の事例と課題が共有され、パスウェイズ・ジャパンからも日本で24の大学・財団が参加している「日本教育パスウェイズ・ネットワーク」の活動紹介や、就活支援のプログラムと就職実績、今後各国で想定される課題への教訓などを発表しました。

会合の模様はウェブサイトにレポート(PDF)が掲載されていますので、ぜひご覧ください。https://static1.squarespace.com/static/60ae4c97fa1bca033c65acd0/t/65eaf7d98c0dc3597bb1fe[…]897694122/Report_AsiaPacific+Education+Pathways_Feb24.pdf

グローバル・タスクフォース ウェブサイト:https://edpathways.org/resources-1

パスウェイズ・ジャパンでは、今後も、日本での教育パスウェイズの拡充に向けて活動していくとともに、日本での経験を国内外の大学・支援機関と共有しながら、アジア・太平洋地域での「教育パスウェイズ」の推進に取り組んでいきます。