日本・ウクライナ教育パスウェイズ

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パスウェイズ・ジャパン(PJ)では、難民の背景を持つ一人ひとりの留学生が適切な支援を受け、学びながら自立に向けて日本での一歩を踏み出せるよう「責任ある受け入れ」に取り組んでいます。
来日し、学校での勉強に励みながら、アルバイトを見つけて自活するまでには、一定の時間が必要です。PJでは、故郷への帰国が簡単にはかなわない難民の背景を持つ留学生の状況を理解したうえで、日本での生活をスムーズに立ち上げ、勉強に集中し、次の進路を主体的に選択できるよう、さまざまな支援を提供しています。
具体的には、来日までにかかる渡航費や国内交通費、生活立ち上げにかかる費用、当面の家賃補助(PJによる家賃補助、または企業・自治体などからの一定期間の無償提供)などの支援を提供しています。
また、来日前・来日後のオリエンテーションを通じて、日本での生活や文化・習慣、アルバイト探し、ジェンダーに関する社会課題など知っておくべき情報提供の機会をつくっています。
さらに来日後は、住居探しと入居、在留資格と住民票・国民健康保険等手続き、銀行口座・携帯SIM取得などの生活の立ち上げを支援し、アルバイト情報の提供も行っています。その後は、定期的なフォローアップを行い、留学生がそれぞれの希望に応じて進学や就職を果たせるよう生活・進路相談を行っています。また、SNSを使ったコミュニティづくりや、留学生が暮らす地域コミュニティとの関係構築を通じて、困った時にさまざまな人たちに相談できるような社会的ネットワーク作りにも力を注いでいます。
PJでは、難民の背景を持つ留学生へ学びの場を提供する日本語学校や大学と連携をしながら、このような「責任ある受け入れ」を行っています。

パスウェイズ・ジャパンは、パートナー団体及び大学・日本語学校と協力して、ロシアのウクライナ侵攻により母国にいられなくなったウクライナ人学生及びその家族の日本への受け入れと定住を支援します。それぞれのプログラムについての詳細をご覧の上、ご応募ください。

2025年度募集
応募期間;2024年9月20日(金)~10月11日(金)
Refugee Education Japanサイトにて募集中

2025年度募集
応募期間:2024年8月2日(金)〜22日(木)


パートナー団体

主な支援団体・企業

*本プログラムは、法人寄付ページに掲載の企業を始めとする多くの企業や個人、さらにクラウドファンディングを通じたご寄付により運営されています。
*いくつかの大学への受け入れでは日本財団の渡航費支援を受けている他、受入れ後の学生の一定数が生活費の支援も受けています。


受け入れ機関(2024年4月現在)

■大学(18大学・50音順)
関西大学(大阪府)
関西外語大学(大阪府)
関西国際大学(兵庫県)
慶應義塾大学(東京都)
国際基督教大学(東京都)
上智大学(東京都)
創価大学(東京都)
大東文化大学(埼玉県)
テンプル大学ジャパンキャンパス(東京都)
東京女子大学(東京都)
常磐大学(茨城県)
フェリス女学院大学(神奈川県)
文京学院大学(東京都)
武蔵野大学(東京都)
明治大学(東京都)
立教大学(東京都)
龍谷大学(京都府)
早稲田大学(東京都)

■日本語学校(22校)
仙台国際日本語学校(宮城県)
日本国際工科専門学校(千葉県)
船橋日本語学院(千葉県)
東京明生日本語学院(東京都)
京都民際日本語学校(京都府)

倉敷外語学院(岡山県)
国際言語文化センター附属日本語学校(ICLC)(沖縄県)


 ウクライナ学生支援会」参加の以下の各日本語学校
カイ日本語スクール(東京都)
新宿日本語学校(東京都)
メロス言語学院(東京都)
日本語センター(京都府)
清風情報工科学院(大阪府)
コミュニカ学院(兵庫県)
神戸住吉国際日本語学校(兵庫県)
専門学校湖東カレッジ(熊本県)
ABK学館日本語学校(東京都)
東京工学院日本語学校(東京都)
東京国際外語学院(東京都)
国際ことば学院日本語学校(静岡県)
ループインターナショナル日本語学校(大阪府)
AMA日本語カレッジ(兵庫県)
創智国際学院(兵庫県)