2024年4月に来日した学生の声


ヒシャムさん(シリア出身)

この世界には多くの人々が不幸な状況にある中、野心と可能性を持つ人々もいます。パスウェイズ・ジャパンはそのような人々に居場所を提供し、夢を実現させる手助けをしています。私もそのような一人です。

新しい日常が始まり、今まで眠っていた可能性が再び動き出す。自分の生活が変わり始めることを感じます。過去の不安はもう気にしなくてもいい。生活がより快適になり、諦めていた夢が今では夢と言えないほどはっきりと見えています。日本と自分の未来を探求することが残されています。

パスウェイズ・ジャパンと関われて良かったと思います。自分もこの世界に何か貢献できるのではないかと考えています。だからこそ、私は常に努力を続けたいと思っています。

状況に裏切られた人々に新たなチャンスを提供することは、パスウェイズ・ジャパンの方々の美徳です。そのことに心の底から感謝しています。


ファイーザさん(アフガニスタン出身)

英語には home sweet home という一文がありますが、家や国を離れないと本当の意味はわかりません。ソーシャルメディアが常に世界に発信しているアフガニスタンに関するニュースによると、残念ながら、住んで夢を実現できる安全な場所はありません。幼少期から数カ月前まで祖国で過ごしてきた間、残念なことに、私はそこでは決して安全だとは感じられなかったと理解しました。タリバンがこの国を占領したその日から、状況は日に日に悪化していきました。その当時、私は大学で学士号の勉強をしていましたが、タリバンは女子の教育を禁止しました。その後、私は他の国で教育を続けることを決心し、幸運にもパスウェイズ・ジャパンを見つけました。常に多くの国のことを考えていましたが、教育制度、人々のライフスタイル、美しく異なる文化や 伝統など、多くの場合において日本という国の例外を考えたときに、日本に決めました。ここに来てから 3 か月が経ちますが、最初の経験は難しかったですが、刺激的で、時には奇妙す ぎることもありましたが、今ではここの人々に慣れて、より快適に感じています。 1 年以上経ってから、大学で健康プログラムを学びたいと思っています。


ダリナさん(ウクライナ出身)

はじめまして。
私はダリナです。ウクライナのジトーミルから来ました。国で戦争が始まったときに、ショックを受けました。怖かったです。先ずは、朝起きて、両親が何かについて話すのを聞きました。それから母が部屋に入って、「戦争が始まった」と言いました。兄はその間、スームィという町にある大学で勉強しました。スームィはロシアとの国境から50kmぐらいです。兄は車ですぐそこから逃げました。爆発の煙も見ました。兄は次の日にジトーミルへ来てから、一緒にザカルパッチャ州へ行きました。ザカルパッチャ州はロシアからウクライナの一番遠い所です。そこに2年ぐらい住んでいました。そのあいだにリヴィウにも住んでみましたが、そこで爆発の音を聞いて、父はある時爆発の所から近かったですから、ザカルパッチャ州へ戻りました。私の大学の勉強は全部オンラインでした。それに去年の冬にロシアの攻撃のせいで、電気があまりありませんでした。大変寒かったです。

日本へ来たかった理由は子供のころから日本の文化が好きですから。10歳ぐらいのときから日本のアニメや音楽が好きになって、日本に住んでいる人の日本の生活についてのビデオを見れば見るほど気に入りました。12歳から家庭教師と日本語を勉強していました。

今東京で日本語学校で勉強しています。授業はわかりやすくて、楽しいです。先生もクラスメート達も皆親切です。問題があるとき、学校のコーディネーターがよく助けてくれます。アルバイトもしています。ホテルのレストランでホールスタッフです。そこは本当にいいところです。皆とても優しいです。色々な日本人とよく話しますから、日本語の会話力も上達しています。

日本語学校を卒業してから、日本で専門学校に入学したいと思います。それから仕事を見つけて、ここに住みたいです。それに日本の色々な所へ行きたいです。ほかの国にも旅行したいと思います。ここで素敵な友達を見つけられると期待しています。
よろしくおねがいします。