シリア出身で、パスウェイズ・ジャパンのプログラム2期生として2018年に来日。沖縄の日本語学校を卒業後、2年間、沖縄の薬局で勤務。その後、専門学校に進学し、現在は企業に勤め、3年目になります。

2011年にシリアの大学の薬学部へ入学しましたが、1年生の時に革命が起こり、2,3年生でどんどん紛争になって、2015年に卒業する時、先が見えなくなりました。若者として兵隊に参加するのが義務だったので、まず、卒業した後、知り合いがいるトルコに避難しました。
大学3年生の時に、大学の中にある日本センターで日本語を学び始めました。ひらがなやカタカナを覚える程度でしたが、日本語を学ぶうちに「いつか日本へ行きたい」と思うようになりました。トルコで働いていた時にパスウェイズ・ジャパンの奨学金を見つけ、応募しました。
来日後は沖縄の日本語学校に通いました。授業は4~5時間程度で、その後アルバイトも5時間でした。アルバイトもすぐ見つかり、生活は思ったほど大変ではありませんでした。また、沖縄の人は、意外と外国人が多くて慣れていたのか、社会に溶け込むことは大変ではなかったです。日本に着いた時、天気には慣れませんでした。シリアは乾季の天気なので、沖縄に着いたとき、始めの1週間くらい、湿度が高くて苦しい気がしました。
もともと薬学を学んでいたので、パスウェイズ・ジャパンに紹介していただいたつながりで、薬局で週1回、インターンシップみたいな感じで、休みの日に働いていました。新型コロナウイルスの流行で多くの留学生が帰国する中、薬局に採用してもらいました。
その後、日本の製薬会社で働くという目標を実現するため、専門学校へ進学しました。授業やレポート、アルバイトもあり、毎日忙しかったです。学費も奨学金だけでは足りず、自分で負担しました。専門用語の漢字にも苦労しましたが、2年間はあっという間でした。
就職活動では学校やパスウェイズ・ジャパンの就活フェアなど色々と活動し、現在は原薬をつくる製薬会社で働いています。ドラッグストアで、自分の会社が製造した原薬が使われている商品を見つけると、自慢します。自分が役に立った製品を見たら嬉しいです。 沖縄で薬局で働き、専門学校の時もドラッグストアで2年間アルバイトして、やっぱりそれよりも、ものづくりの会社で働きたいです。
今は仕事にも慣れてきたので、専門学校時代に受かっていない資格にもう一回挑戦しようと思います。また、日本に来てから山登りを始めて、どんどんあちこちの山を登るようにしたいです。
▶ザカリッヤさんは、6月の活動説明会に登壇し、これまでの経験を話してくれました。全文はこちらをご覧ください。

