
11月より開始した伴走サポーター募集キャンペーンでは、すでに多くの温かいご支援をお寄せいただき、心より感謝申し上げます。
引き続き、より多くの難民・避難民の若者に日本での希望の道を届けるため、12月末までに30名の伴走サポーターを募集しています。
毎月1,500円(1日50円)のご支援で、難民・避難民の若者の未来を切り拓く一歩になります。
前回は、アフガニスタンの若者たちの現状をご紹介しました。
今回は、今年の受け入れプログラムに寄せられた応募状況をもとに、難民・避難民の若者たちの未来を拓くニーズの高さをご報告します。
2,000名を超える若者が応募
難民・避難民の若者が2年間日本語学校で学ぶ「日本語学校パスウェイズ」のプログラムは、今年、シリア、アフガニスタン、ウクライナの3か国を対象に募集しました。
結果、昨年の応募者数1,349名を大きく上回る2,036名の若者から応募がありました。これは、母国や避難先で学びや仕事の道が限られている多くの若者たちが、日本で新たな希望を求めていることを示しています。
シリア
2024年12月にアサド政権が崩壊し、帰還する動きも出ていますが、新政権が安定し、内戦から復興するには時間がかかります。今年は従来のトルコだけでなく周辺国も対象に広げ募集をしたところ、エジプト・レバノン・ヨルダンなど様々な国から141名応募が集まりました。長い難民生活の中で制限のある環境で暮らしながらも、日本で学ぶことが自身のキャリアや未来の希望につながると考えています。
アフガニスタン
女性は高等教育や就業の機会を奪われ、旧政府関係者や人権活動家、少数民族などは危険にさらされています。 国内外で避難生活を送る若者を含め、1,773名と非常に多くの応募が集まりました。応募者からは、母国で途絶えた学びや働く希望を、日本で実現したいという強い意思が感じられました。
ウクライナ
ロシアによる侵攻から約4年、国内外で避難する状況が続きます。122名の応募者があり、多くの若者が大学で日本語を学んだ経験などを活かしながら、日本で新たな学びとキャリアを築こうという意欲を持っています。

様々な困難に直面しながら日本への未来に希望を託す若者たち
書類選考と複数回の面接を経て、シリア7名、アフガニスタン12名、ウクライナ9名、合計28名の若者が採用されました。面接では本人の脆弱な状況を丁寧にヒアリングし、学び、社会へ貢献する意欲や、日本語を習得し日本社会で適応する可能性を審査しました。どの若者も、母国や避難先で先の見えない状況に直面しながらも、学びと社会貢献への強い意志を持っています。 高校卒業後に日本の大学・専門学校を目指す方と、母国や避難先で大学を終え日本語学校卒業後に就職を目指す方がほぼ半々です。
周辺国に避難している学生も多く、滞在している国の数は14か国に及び、そこから日本に来る道を歩み始めます。
この若者たちの希望の道を、伴走サポーターの皆さまとともに支えていきます。

日本での生活に向けた準備を開始
ビザ申請などの手続きを進めるとともに、来日前の日本語教育やオリエンテーションも始まっています。
来日前に日本語力や生活への理解を深めることで、日本到着後の生活やアルバイト探し、学びのスタートをスムーズに進めることができます。
来春に来日する難民・避難民の若者の声
「『日本・アフガニスタン日本語学校パスウェイズ』のプログラムに選ばれたことを大変光栄に感じ、感謝しています。この機会は、より明るい未来への希望と、学業面でも人間的にも成長するチャンスを与えてくれます。日本語を学ぶことに胸を躍らせるとともに、社会に良い貢献をできることを楽しみにしています。」
(アフガニスタン出身学生)
「このプログラムの一員として目標を達成し、社会とプログラム自体に可能な限り貢献できるようになりたいと思っています。個人の教育が世代の運命を形作るように、私たちは将来の世代に大きな変化をもたらすことを目指していきます。」
(アフガニスタン出身学生)
「奨学金に選ばれた時、私は計り知れない喜びと感謝を感じました。それは誇りに満ちた瞬間であり、これまでの努力と夢が現実になり始めていることに気づきました。自分自身を成長させ、目標を達成する絶好の機会を与えてくれたのです。
(来日前日本語研修で)シリア人の先生から日本語を学ぶことは、刺激的で感動的な経験です。彼女の素晴らしい指導方法のおかげで、毎回の授業が楽しく感じられます。上達するにつれて日々自信が深まり、日本で自由にコミュニケーションを取るという夢が現実へと近づいているのを感じています。」
(シリア出身学生)
「希望の道」をより多くの若者へ―ご支援をお願いします
2,000名を超える応募があった今年のプログラムですが、採用されるのはわずか約30名。
受け入れ枠が限られるため、残念ながら希望を持ちながらも日本で学ぶ機会を得られなかった若者も多くいます。
より多くの難民・避難民の若者に学びと未来への希望の道を届けられるよう、継続的なご寄付で支えていただく「伴走サポーター」を募集しています。
キャンペーンは12月末まで、新たに30名の伴走サポーターの参加を目標としています。
若者たちの未来へと続く「希望の道」は、皆さま一人ひとりのご支援によって広がります。
ぜひ、この機会に伴走サポーターとしてご参加ください。
■ ご支援の方法
・毎月の定期寄付のほか、年ごとのお支払い(10,000円/年〜)もお選びいただけます。 ご都合に合わせて、無理のない形でご参加いただければ幸いです。
・パスウェイズ・ジャパンは、2024年10月1日付で内閣府より公益財団法人として認定されました。これにより、皆さまからのご寄付は税制上の優遇措置(寄付金控除)の対象となります。詳しくはこちらをご覧ください。
■ 若者たちの「今年の一歩」「来年の歩み」を公開中
キャンペーン期間中、難民・避難民の学生・卒業生から寄せられた声を、ウェブサイトやSNSで掲載しています。
シェアも希望の道を広げる大きな力になります。ぜひご覧いただき、周囲の方にも広めていただけましたら幸いです。
皆さまのあたたかいご支援・ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

