2022年に来日し、日本語学校で学んだ後、現在は専門学校で、英語を教えています。

私の名前はマイサムです。私は、パスウェイズ・ジャパンからいただいたこの機会に、今でも心から感謝しています。この機会は、私の人生の方向を大きく変えてくれました。
私は2022年にトルコのイスタンブールから日本へ来ました。シリアを離れてから約10年間、私は避難民として生活してきました。日本に来たことは、その約10年の間で初めて、「難民」としてではなく、一人の留学生として海外で生活できた経験でした。このことは私に大きな前向きな影響を与え、自分の尊厳、自立、そして将来への希望を取り戻すきっかけになりました。
日本に来てから、私は多くのカルチャーショックを経験しました。空港ではスタッフの方々が常に笑顔で親切に対応し、積極的に助けてくださったことにとても驚きました。また、日本語学校では先生方が毎朝わざわざ下まで降りてきて、「おはようございます」と挨拶してくださったこともとても印象に残っています。さらに、日常のさまざまな場面を通して、日本では相手への敬意、清潔さ、そして思いやりが社会に深く根付いていることを感じました。
もちろん、大変なこともありました。日本語のレベルはまだ初級で、アルバイトと勉強の両立は簡単ではありませんでしたし、家族と離れて初めて一人暮らしをすることも大きな挑戦でした。しかし、その経験が私をより強く、自立した人間へと成長させてくれました。
日本に来る前から、私は日本の学校で働き、日本独自の教育的アプローチから学びたいという夢を持っていました。日本語学校の先生のサポートのおかげで、その夢を実現することができました。現在は鹿児島の専門学校で、日本人学生と留学生の両方に英語を教えています。かつて自分自身も外国人学生だったからこそ、今は同じ立場にいる学生たちを支えられることに大きな意味を感じています。
仕事以外でも、私はボランティア活動や文化交流活動に参加しています。
私が学んだことの一つは、日本と私の国は一見とても違って見えても、実は想像以上に多くの価値観を共有しているということです。
私は、日本そしてパスウェイズ・ジャパンからいただいた親切、支援、そして多くの機会に、今でも深く感謝しています。この4年間の日本での経験は、これからも決して忘れることのない大切な思い出として、ずっと私の心に残り続けると思います。

