2026年に来日した学生のメッセージ

2026年春に来日し、日本での生活を始めて3か月ほど経過した学生たちのメッセージを紹介します。

ハムドさん(シリア出身)
アティファさん(アフガニスタン出身)
アローナさん(ウクライナ出身)


ハムドさん(シリア出身)

現在、私の母国では戦争は終結しましたが、生活費を賄うための十分な収入や経済的安定といった、生活において重要な要素が依然として欠けています。物価は上昇し続け、通貨は深刻なインフレに見舞われているからです。 さらに、キャリアの面でも、シリアでは私のキャリアへの志や目標を追求することは不可能です。私が日本を選んだのは、この国が安定しており、生活が非常に便利だからです。また、パスウェイズ・ジャパンの支援のおかげで、私たちは日本へ渡航し、新しい生活を始めることができました。学生生活は忙しいですが、日本語の習得に全力を尽くさなければなりません。私の将来の目標は、できるだけ早く日本語の学習を終え、データサイエンティストとしてIT業界でのキャリアをスタートさせることです。


アティファさん(アフガニスタン出身)

パスウェイズ・ジャパンの奨学金を通じて日本に来ることができたおかげで、アフガニスタンで奪われてしまった教育を、ここで続ける機会を得ることができました。タリバンの支配下では、女子は中等教育の学校や大学に通うことがもはや許されていません。私が日本を選んだのは、質の高い教育が受けられるだけでなく、安心して学び、成長し、自分の未来を築くことができる場所だからです。

日本に来てからは、日本語学校で毎日日本語を学びながら、アルバイトもしています。新しい言語や文化、ライフスタイルに適応するのは大変でしたが、こうした経験を通じて、私はより自立し、自信を持ち、困難に立ち向かう強さを身につけることができました。また、私を支え、前へ進むよう励ましてくれる優しい方々にも出会えました。

将来的には、日本の大学で学びを続け、そこで得た知識とスキルを活かして社会に貢献し、教育の機会を奪われてきた女子たちを支援していきたいと考えています。この機会を与えてくださったすべての方々に、心から感謝申し上げます。


アローナさん(ウクライナ出身)

私はウクライナ出身のアローナです。高校生の頃から日本に惹かれ、2021年から大学で日本語を専攻しました。戦況の影響でウクライナでの学習は困難でしたが、今、日本で学びを継続でき大変嬉しく思います。

現在は日本語学校に通いながらスーパーでアルバイトしています。同僚は皆日本人で、未熟な私をいつも温かくサポートし、優しく言葉を教えてくれます。周囲の支えに感謝し、日々日本社会に馴染めるように頑張ります。

来日は長年の夢でした。将来は大学院に進学し、日本語の専門知識をさらに深めたいです。夢の場所に立てた今、目標に向かってこれまで以上に努力を重ねていきます。