渡邉利三国際奨学金奨学生。国際関係学を学んでいます。

アフガニスタンでは、2021年にアメリカ軍が撤退し、タリバンが権力を支配したことで、国の状況は大きく変わりました。父は仕事や教育を通じてアメリカや日本と関わりがあったため、家族の命が危険でした。また、タリバンが女性に対して教育、働くことを禁止し、約7ヶ月学校に行く事が出来ませんでした。アフガニスタンからイランを経て日本へ避難する中で、約1年間学校から離れていました。
日本では高校を卒業することができましたが、その後は経済的な理由からすぐに大学へ進学することができず、2年間、勉強とアルバイトを頑張りました。その期間は精神的にも難しい時期でしたが、一方でボランティア活動や講演を通じて、アフガニスタンの現状や女性の教育・権利について話すことで自分には頑張る責任を感じて、モチベーションと励ましになりました。
現在は大学で国際関係を学んでいます。アフガニスタンと日本という異なる環境で育った経験から、人権やジェンダー平等、女性のエンパワーメントについて深く関心を持つようになりました。将来は、女性の権利やジェンダー平等の課題に取り組む分野で働き、日本社会の一員として国内外で積極的に活動していきたいと考えています。

