モンエイさん(ミャンマー出身) 

渡邉利三国際奨学金奨学生。心理学を学んでいます。

私はミャンマーの大学で土木工学を学び、将来は大学で土木工学を教える教員になることを目指していました。しかし、2021年の軍事クーデターによって大学は休学となり、家族とともに安全な場所へ避難せざるを得なくなりました。 その後、「何としても学びを続け、自分の将来を切り開きたい」と考え、家族と離れてヤンゴンへ移り、日本語インストラクターとして働きながら、日本留学に必要な知識と資金を準備しました。

2024年に日本の大学の留学生別科に奨学金生として入学し、現在は人間科学部へ進学し、都市デザインやウェルビーイングについて学ぶ予定です。ミャンマーでは、自然災害や政治的不安定の影響により、都市部・地方を問わず、日常生活に多くの不便があります。特に、冠水被害が起きる地域で暮らした経験から、防災・交通・通信を含めた都市計画の重要性を強く実感しました。

将来は、まちづくりの視点からこれらの課題に向き合い、持続可能で実効性のある都市づくりを通じて、人々が安心して快適に暮らせる社会の実現に貢献したいと考えています。そして、都市計画の専門家として、ミャンマーをはじめとする課題を抱える地域の発展に寄与していきたいと考えております。

パスウェイズ・ジャパン 教育を通じた難民・避難民の受け入れ 10年の軌跡