モー テッシンさん(ミャンマー出身)

渡邉利三国際奨学金奨学生。工学部(機械・電気工学)を学んでいます。


母国では2021年の軍事クーデターが起き、私は民主主義を守るために CDM(市民不服従運動)に参加しました。その結果、私は帰国することができなくなり、日本で学び続ける道を選びました。

日本での生活は決して簡単ではありませんが、家族や支援してくださる皆さまのおかげで、夢に向かって努力を続けています。

私はこの奨学金をいただいたとき、将来への不安が大きく軽くなり、「これで学び続けられる」という安心感で胸がいっぱいになりました。そのときの気持ちは、今でも忘れることができません。

その安心感があったからこそ、この1年間は学業に集中するだけでなく、日本の小学校・中学校・高校でミャンマー文化を伝える活動や、大阪・関西万博関連のイベントに参加するなど、新しい挑戦に踏み出すことができました。

現在は3年生となり、就職活動を始めています。将来は、かつての私のように、教育の機会に不安を抱える人々を支えられる存在になりたいと強く思っています。そして、その大切さをSNSを通して発信し、支援の輪を広げていきたいです。

この奨学金からいただいた「安心」と「挑戦する勇気」を、今度は私が誰かに届けられるよう、これからも努力してまいります。

パスウェイズ・ジャパン 教育を通じた難民・避難民の受け入れ 10年の軌跡