難民・避難民の若者のための「就活メンターシップ」メンター募集のご案内

公益財団法人パスウェイズ・ジャパン(PJ)では、これまでシリア、アフガニスタン、ウクライナなどから来日した200名以上の難民・避難民の若者を受け入れ、日本での進学・就職を支援してきました。現在までに50名以上が日本企業への就職を実現し、それぞれの専門性や経験を活かして新たな一歩を踏み出しています。

一方で、難民・避難民の若者が日本で就職するためには、日本特有の就職活動への理解を深めながら、自身の経験を捉え直し、将来のキャリアの方向性を見出し、それを適切に企業へ伝える力を身につける必要があります。この過程には多くの壁があり、継続的な伴走支援が不可欠です。

そこでPJでは、若者たちが自分らしいキャリアを描き、日本社会の中で力を発揮していけるよう、難民・避難民学生のための「就活メンターシップ」を提供します。

メンターの皆さまには、ご自身の就職活動や仕事の経験を活かしながら、学生・若者との対話を通じて、キャリア形成や就職活動をサポートしていただきます。様々な経験をもったメンターの方々と話し合う機会は、難民・避難民の若者にとって、視野を広げ、日本でキャリアを築く支えになります。

また難民・避難民の若者たちにとって、社会とつながる大きな力になるだけでなく、メンターの皆さまにとっても、新たな価値観や視点に出会う機会となることと思います。

支援対象 PJの受け入れ学生を中心とした日本在住の難民・避難民の若者 20名程度
*日本の日本語学校、専門学校、大学・大学院で学ぶ学生、卒業生など
*メンターとメンティーは1:1の予定ですが、応募人数や志望分野等を鑑みて、1:2、2:2等調整させていただきます。

時期 2026年7月~11月

面談頻度 月に1回、1時間程度(実施日時はメンターとメンティーで調整して決定頂きます)

言語 日本語または英語
・メンティーの希望する言語に合わせて、日本語または英語で行います
・日本の企業の就活に向けて行うため、履歴書や面接は、最終的に日本語で準備します

活動詳細 

  • 各回にテーマを設定し、メンティーは事前課題を行った上でメンターシップに参加します。メンターの方向けにも事前課題の説明等、情報をお送りし、それをもとに、メンターシップを進めていただきます。
  • 事後に、メンター、メンティーそれぞれフィードバックシートを記入。メンターのみで対応できなかった課題等があれば、PJのスタッフからメンティーにフォローアップを行います。
  • 8月、10月、11月は、メンターとメンティーで日程を調整し、個別に実施します。9月は、合同企業説明会に向けた準備の一環として、外部の日本語講師を含む日本語講座の一部として実施します(日程調整中)
形式 トピック 
7月 オンライン 事前オリエンテーション
(日程が合わない場合は録画視聴も可能)
– 7/16(木) 13:00~14:00 
– 7/22(水) 20:00~21:00 
8月 オンライン 第1回:自己分析と自己紹介、履歴書の準備
9月 対面 第2回:自己分析の深化と業界/企業分析
(対面参加が難しい場合は別途調整可能)
10月 オンライン 第3回:企業への応募準備・面接準備
11月 オンライン 第4回:企業への応募準備・履歴書や面接準備

応募条件
・原則として7月~11月の各セッションに継続的に参加できること
 - 9月の対面のセッションへの参加が難しい場合には、別日に機会を設ける等調整可能です)
 -期間中に参加が難しい月がある場合には、お知らせください
・英語でも若者のキャリアの相談に対応できると尚可(日本語の方が得意な学生もいますので、応募された方の言語スキルを鑑みてマッチングをしていきます)

申込方法
下記のフォームからお申込みください。

募集締め切り:2026年6月28日(日)

【参考】これまでのメンターシッププログラム

  • 2025年度:難民・避難民で就活に取り組む若者計14名、メンター14名
  • 2024年度: 難民・避難民で就活に取り組む若者計20名、メンター23名

難民・避難民の若者と接したメンターの方々の声
・学生さんの上達したい意思が感じられ非常に良いセッションでした!就職したい会社をもう少し明確に考え、その会社・仕事に就くためには自分が何をしないといけないのかを考えるサポートがあればより良いと思います。

・難民の皆さんの就活の力に微力でも貢献できたと嬉しく思いました。Zoomのブレイクアウト・ルームで時間も充分に取られているので、しっかり取り組むことができました。担当した学生さんはとても熱心に取り組んでいらっしゃいました。会社や業界についての事前リサーチ(会社のビジネス、最新のニュースなど)、自分の強みについての整理、自分がどのようにその会社に貢献できるかについて語れると、もっと良いと思います。

・就職活動に向けた準備として、有益なプログラムだと思います。よくある質問に対していくつか答えを準備しておくと、本番で安心して臨めると思います。日本の企業面接では、スキルだけでなく将来の目標や会社との相性もチェックされますので、その点も意識して準備すると良いと思います。

参加した難民・避難民の若者の声
・就活に必要な就労文化やプロセスについての理解が深まりました。

・質問に対して、具体的に細かく答えるようにすることを学びました。

・面接がどのように進み、どのように回答すれば良いのか、詳しくフィードバックをいただき、非常に貴重な機会となりました。

・日本の会社と欧米の会社の違いについて理解できました。

・自分の履歴書の構成や希望する職種にマッチするような書き方を細かくアドバイスいただきました。長期的なキャリア形成を踏まえて戦略的な面接対策や技術を学ぶことができました。