先輩から学び、日本でのキャリアを考える―就活ワークショップを開催

パスウェイズ・ジャパンでは、日本に受け入れた難民・避難民の学生が、日本語学校・大学のプログラム修了後、日本で自身の希望に合ったキャリアを実現できるよう、就職活動に向けたサポートを継続的に行っています。その一環として、就職した卒業生から経験やアドバイスを聞きながら、日本での就職活動への理解を深め、自身のキャリアを考える「就活ワークショップ」を2026年5月に開催しました。今年は、首都圏外に住む学生も参加しやすいよう、対面とオンラインを組み合わせたハイブリッド形式で実施し、就職活動中の学生・卒業生9名と、社会で活躍する卒業生4名が参加しました。 

前半は、パスウェイズ・ジャパンのスタッフより、留学生の就活に関するデータも交えて、日本の就活の特徴や準備のポイントについて紹介しました。その後、参加した先輩それぞれから、自身の就活の経験や現在の仕事について話しました。

後半は、グループに分かれ、自己分析と情報収集の2つのテーマでワークを行いました。1つ目のワークでは、自分の強みや志望業界について、それぞれの考えを共有し、先輩も交えて意見交換を行いました。2つ目のワークでは、パスウェイズ・ジャパンのスタッフが企業や仕事の探し方を紹介した後、各グループでこれまでの就職活動の状況や課題を共有しました。先輩たちは自身の就職活動の経験や工夫を紹介し、参加者はそれぞれの状況に応じたヒントを得ました。最後に、振り返りとして、各参加者が今後の就職活動のスケジュールを作成するとともに、ワークショップを通じて得た学びを全員で共有しました。 

参加者は、同じく就職活動に取り組む学生や先輩との交流を通じて、多くの学びを得ました。また、社会で活躍する先輩の経験に触れることで、日本で働く将来像を具体的にイメージし、就職活動への自信や意欲を高める機会となりました。 

参加者の声
・就活に関する役立つヒントや、自分に合った企業を見つけやすくなる方法、面接で留意すべき点などを学びました。

・色々な役に立つ話を聞いて、次どうすればいいのかという不安は減りました。

・先輩とお話しする機会を得て、日本での就職活動や仕事の実体験についてたくさんの情報を得ることができて、本当に嬉しかったです。同じような経験をした人たちが日本で就職できているのを見て、少し安心感も得られました。

今後もパスウェイズ・ジャパンでは、企業で働く社会人が1対1で伴走する「就活メンターシップ・プログラム」や、面接や就職活動に必要な日本語を学ぶ「就活日本語講座」、企業と直接出会う機会となる「就活セミナー(合同企業説明会)」などを通じて、一人ひとりの状況に応じたキャリア支援を進めていきます。難民・避難民の若者が、それぞれの希望に沿ったキャリアを日本で築いていけるよう、今後も継続してサポートしていきます。